時事ネタ

東電管内が停電になると電車の影響は?急に止まってしまうのか?

停電

2022年3月22日、先日の地震の影響で、東京電力の管内の一部で停電の可能性があると騒がれています。

計画停電のお知らせは来ていませんが、電力が足りなくなり、急に停電になってしまうかと不安でしょうがないです。

もし、急に停電になったら、電車への影響はどうなるのでしょうか。

止まってしまうことは分かりますが、急ブレーキがかかるのでしょうか。

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東電管内が停電になると電車への影響は?

2022年3月22日、お昼の記者会見で、同日夕方以降に管内の一部で停電になる可能性がある、と明らかにされました。

前日の3月21日に、政府が初めて「電力需給逼迫(ひっぱく)警報」を出し、22日の8時から23時までの節電を呼び掛けていましたが、朝から真冬並みの寒さで、思うように電力の節電が出来ていないのが現状。

停電になると、様々な影響が出てくると思うのですが、現在外へ出かけている人にとったら、何時から、どこの地域で停電になるのか、その時の電車はどうなるのか気になるところ。

事実、SNSでは心配の声が多数見受けられます。

当然のことですが、電車は電気を使って動かす乗り物。

鉄道施設が停電している時は、信号が赤のままになるので電気を使う電車だけでなく、ディーゼルカーも運転できなくなります。

ただ、電力系統が、市街地と鉄道では異なるので市街地が停電であっても、鉄道変電所が停電していなければ電車が動く場合があるようです。

しかし、安全の為に市街地が停電になっていれば電車も止まる可能性は大きいと思われます。

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停電になると急ブレーキがかかるのか?

もしも、電車に乗っている時に停電になってしまったら、電車は安全にブレーキが効くのか気になるところ。

それが、下り坂だったらどうなんでしょう。心配です。

調べてみると、

日本の鉄道は、フェイルセーフという考え方で設計されています。

これは、信号や送電設備に異常があった場合には、必ず安全側に作動するという考え方です。

ということで、停電が発生すれば、自動的にブレーキがかかって、止まるように設計されているとのこと。

電車に乗っている時に、停電になっても、安全にブレーキがかかってくれると思うと少し安心です。

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東電管内の一部が停電になる可能性は何故?

では、今回報道されている「一部地域での停電」はどうしてなんでしょうか。

2022年3月17日に起きた地震の時も、震源地が遠い首都圏で約210万戸に停電が発生していました。

これは、東電管内の送配電網に大きな被害は無かったのですが「ブラックアウト」を防ぐために、強制的に電力供給を止めたからだったんです。

この「ブラックアウト」は、2018年の北海道胆振東部地震が発生したときに起きています。

その当時、送電調整が間に合わず、北海道全域の約290万戸が停電をするブラックアウトに陥ったことがありました。

北海道全域の復旧には2日かかっています。

この「ブラックアウト」が首都圏で起きてしまったら、大変なことに。

そのために、一部地域での停電を余儀なくされると思われます。

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まとめ

3月17日に起きた東北地方での地震の影響で、火力発電所が正常に働いていないことで、電力供給に制限がかけられています。

少しでも、節電を心掛けて行きたいところです。