尾崎世界観さんといえば、シンガーソングライター、小説家と多彩な顔を持っており、ロックバンド『クリープハイプ』のボーカル、ギターも務めていますね。若者をメインに「歌詞が心に染みる!」と人気を得ており、尾崎世界観さんはほとんどの楽曲を手掛けています。小説では芥川賞候補になるほどの才能を発揮し、その独特の世界観でファンの心をつかんでいます。そんな尾崎世界観さんの学歴や経歴が、気になっている方も多いでしょう。今回は、尾崎世界観さんの学歴や経歴について、調査しました。
尾崎世界観の学歴や経歴は?
尾崎世界観さんの学歴は、以下の通りです。
- 小学校:葛飾市立上千葉小学校
- 中学校:葛飾区立双葉中学校
- 高校 :岩倉高校
- 大学 :進学なし
中学時代はバレーボール部に在籍しており、親にお弁当を作ってもらって、遠征試合にも行っていたそうですよ。しかしレギュラーではなかったそうです。そして作詞の原点ともいえる文章を書き始めたのも中学時代からだそうです。しかし18歳までなかなか自分の言葉に納得できなかったとか。
高校は私立男子校の岩倉高校で、鉄オタがたくさんいる男子校だったそうですよ。高校時代はラジオを聴いたり、本を読むことが多かったそうです。またバンドを組み、高校2年生からライブハウスに通っていました。すでに音楽の道に進むことを決意していたようですが、親には内緒にしていたとのこと。このころのバンドが後の「クリープハイプ」となります。しかし現在は、当時のメンバーはいずれも脱退しています。高校時代商店街の蕎麦屋でアルバイトをしており、勉強は苦手だったとか。夜遅くまで起きていたので授業中に寝てしまい、先生に教科書の角で叩かれたこともあったそうですよ。
尾崎世界観の経歴
尾崎世界観さんは大学に進学せず、高校3年生のときに就職活動を経験しています。夏頃にはすでに皆就職を決めていたものの、尾崎世界観さんだけ決まらず。残り少ない会社のリストの中から、「本が好き」という理由で製本会社を受けて採用されています。
しかし1年ほどで辞めてしまい、その後はアルバイトをしながら音楽活動をしています。アルバイトは足立区のスーパーなどでおこなっていましたが、バイト代もライブハウスのチケットノルマで消えていったそうです。2001年に地元の友達を誘って3ピースバンド・クリープハイプを結成しており、バンドはメンバーの脱退を繰り返し、尾崎世界観さん1人だけになったこともありましたが、25歳のときに現在の編成に。
メジャーデビュー後いきなりヒット
2012年4月に1stアルバム「死ぬまで一生愛されてると思ったよ」でメジャーデビューを果たしました。1stシングル「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」はオリコン7位になり、その後も数々のヒット曲をリリースしています。尾崎世界観さんの作る独特の歌詞と、ハイトーンボイスが特徴で、若者を中心に人気が急上昇。個人の活動としては、著書「母影(おもかげ)」が芥川賞にノミネートされ、小説家としても仲間入りを果たしています。
尾崎世界観の父親の名前や職業は?
尾崎世界観さんの父親は尾崎勝さんで、和食の料理人をしています。コロナ禍で仕事がなかったときもありましたが、現在もお店を続けているようですね。父親が音楽好きで、幼少期に「かぐや姫」などフォークソングをよく聞いていたとか。実家は東京都葛飾区のお花茶屋で、20代前半までこの町で過ごしてきました。インディーズ時代にリリースしたアルバム「ねがいり」の中にも、「お花茶屋」という楽曲があり、ファンの間ではお花茶屋は聖地として有名なんですね。父親は鹿児島出身で職人気質なので、息子としてはずっと怖いと思っていたとか。しかし様々な影響を受けており、ヤクルトスワローズのファンで、父親に神宮球場に連れられて行き、どんどん興味を持ったそうです。音楽を始めたのも、父親の影響ですね。また、本好きの父親から、よく本を買ってもらっていたそうですよ。
尾崎世界観の家族構成
尾崎世界観さんの家族構成は、両親と弟の4人です。母の由美子さんは高知県出身なので、尾崎世界観さんも高知が第二の故郷としており、ライブを開催しています。母親の年齢は不明ですが、スーパーマーケットで働いていることを明かしていました。コロナ禍で「仕事を少し休めないのか?」と心配したところ、「簡単には休めない」と言われてしまったとか。母親は真面目で責任感が強い人なのでしょう。
また母親は尾崎世界観さんの活動を応援しており、ライブを観に来たり、MCで母親のエピソードを話したりと、親子仲は良好のようですね。とはいえ、べったりな関係ではなく、「連絡は近況報告だけでいい」と思っているとか。これまであまり深い話をしようとしてこなかったので、あまりコミュニケーションが取れないそうですよ。
弟は結婚して子供がいる
尾崎世界観さんには3歳下の弟さんがいますが、「姉もいるのでは?」という噂があります。これは、半自伝小説「裕介」の中で、姉が家庭内暴力を始めたことで家族が崩壊していく様を書いたからのようです。そのため、「家庭内暴力の姉がいる」と噂されたものの、実際には姉はいません。半自伝小説なので、フィクションも織り混ぜられており、どこまでが現実なのか見極めることが難しいですね。姉というのが弟のことを指しており、実際に家庭内暴力があったという噂もありますが、真相は不明です。小学校の頃はよく2人で遊んでいたそうで、すでに結婚して男の子が2人誕生しているようです。2017年に尾崎世界観さんが久しぶりに実家に帰省した際は、甥っ子に全く懐かれずに泣かれたことを明かしていました。ちょっと落ち込んじゃいますね(笑)
まとめ
今回は、尾崎世界観さんの学歴や経歴について、紹介しました。尾崎世界観さんは地元の学校を卒業しており、高校は男子校に通っていたのですね。高校時代にバンドを結成しており、メンバーの脱退を繰り返して現在の「クリープハイプ」が完成しています。メジャーデビューまでの道のりは長かったですが、デビュー後はいきなりヒットを飛ばし人気バンドの仲間入りを果たしました。尾崎世界観さんの音楽の道は、父親からの影響が大きいようですね。今後の活躍も、応援していきたいと思います!



















